サーフィンを始めたばかりの頃、意外と迷いやすいのが「リーシュコードの長さ」です。
ボードやウェットスーツには時間をかけても、リーシュはなんとなく選んでしまう。
でも実際に海へ入ると、
- 妙に足へ絡む
- パドル中ずっと気になる
- ワイプアウト時に板が近すぎて怖い
- 逆に遠すぎて扱いづらい
そんな“小さな違和感”が、思った以上にストレスになります。
特に8ft・9ftのソフトボードは、ショートボードより長くて重いため、リーシュ選びのズレが感覚に出やすいです。
初心者のうちは「なんかやりづらい」の原因が分からないことも多いですが、実はリーシュ長さが合っていないだけ、というケースもかなりあります。
この記事では、
- ソフトボード用リーシュの基本的な長さ
- 8ft・9ftで変わる感覚
- 初心者がやりがちな失敗
- 長さ以外で見落としやすいポイント
を、実際の使用感ベースで整理していきます。
まずは「板と同じ長さ前後」から考える

基本はボードと同じ長さが目安
ソフトボード用リーシュを選ぶとき、まず基準にしやすいのが「板と同じ長さ」です。
例えば、
- 8ftボード → 8ftリーシュ
- 9ftボード → 9ftリーシュ
という組み合わせです。
これは、ワイプアウト時に板との距離感が極端になりにくく、初心者でも扱いやすいためです。
もちろん、
- 体格
- 波サイズ
- サーフポイント
- 好み
によって微調整はあります。
ただ、最初の一本としては「板と同じ長さ前後」から始めると、大きく外しにくいです。
短すぎても長すぎても違和感が出る
リーシュは、短ければ良いわけでも、長ければ安全というわけでもありません。
短すぎると、
- テイクオフ時に引っ張られる
- 板が近すぎて怖い
- ワイプアウト時に危険を感じる
ことがあります。
逆に長すぎると、
- 足に絡みやすい
- パドル時に邪魔
- 海藻やフィンへ巻き付きやすい
と感じやすくなります。
初心者の頃は「全部こんなものかな」と思いがちですが、リーシュ長さが合うだけで海のストレスがかなり減ることもあります。
8ftと9ftでは感覚がかなり変わる

8ftは比較的バランスを取りやすい
8ft前後のソフトボードは、初心者用としてかなり定番です。
長すぎず短すぎず、取り回しのバランスが良いため、
「リーシュが気になりにくい」
という人も多いです。
ただ、湘南のように混雑しやすいポイントでは、少しの絡まりや引っかかりでも疲れにつながります。
特に初心者のうちは、
「波よりリーシュが気になる」
みたいな状態になることもあります。
そういうときは、技術だけでなく、道具側のサイズ感を見直すと改善することがあります。
9ftは“板との距離感”が一気に変わる
9ftクラスになると、かなりロング寄りの感覚になります。
リーシュが短いと、
「思ったより板が近い」
と感じやすくなりますし、逆に長すぎると、板のコントロール感がぼやけることもあります。
特にソフトボードは浮力が大きく、板自体も流れやすいため、ショートボード感覚で選ぶと違和感が出やすいです。
レンタルボードを使う機会があるなら、
- 8ft+8ftリーシュ
- 9ft+9ftリーシュ
の違いを実際に体感してみると、自分に合う感覚が分かりやすくなります。
長さだけでなく「太さ」もかなり重要

細すぎるリーシュは不安感につながる
リーシュには長さだけでなく、コードの太さにも違いがあります。
ショートボード用の細いリーシュは軽くて快適ですが、8ft・9ftソフトボードでは頼りなく感じることがあります。
特に初心者用ソフトボードは、
- 浮力が大きい
- 重さもある
- 波に押される力が強い
ため、細すぎるリーシュだと不安感が出やすいです。
最初のうちは、多少しっかりした太さを選んだほうが安心感があります。
レールセーバーも意外と大切
見落としやすいですが、「レールセーバー」の有無も重要です。
リーシュ紐が直接ボードへ当たる状態だと、長く使ううちにダメージの原因になります。
購入時は、
- レールセーバー付きか
- 幅が十分あるか
- マジックテープがしっかりしているか
も確認しておくと安心です。
初心者がやりがちな失敗パターン

前の板のリーシュをそのまま使う
かなり多いのが、
「前の板でも使ってたから」
という理由で流用するケースです。
例えば、
- 7ft用を9ftへ流用
- ショート用をソフトボードへ流用
などです。
海に入ると、
「なんかずっとやりづらい」
という感覚になりやすいです。
ボードを変えたときは、リーシュもセットで見直したほうが快適です。
中古リーシュを軽く見てしまう
リーシュは消耗品です。
見た目が綺麗でも、
- コード内部の劣化
- 接続部の傷み
- マジックテープの弱り
が進んでいることがあります。
特にソフトボードは板の浮力が強いため、リーシュへの負荷も意外と大きいです。
「ボードは新品、リーシュは古いまま」
よりも、最初に安心できる状態を作っておいたほうが、結果的に海で余計な不安が減ります。
初心者向けで選びやすいおすすめリーシュ

最初の一本として選びやすいのは、定番メーカーのオールラウンド系リーシュです。
特にソフトボード初心者なら、
- 8ft板 → 8ftリーシュ
- 9ft板 → 9ftリーシュ
を基準にすると失敗しにくいです。
以下は、初心者でも扱いやすく、定番として選ばれているモデルです。
FCS Regular All Round Leash
- バランス型で初心者にも扱いやすい
- 8ft・9ft展開あり
- 太さも極端すぎず使いやすい
Dakine Kainui Leash
- 少ししっかりめで安心感がある
- ソフトボードとの相性も良い
- 長めボードでも不安感が少ない
Creatures of Leisure Longboard Leash
- ロング寄りボードでも扱いやすい
- 足首へのフィット感が良い
- 9ftソフトボードにも人気
まとめ|リーシュは「海で気にならない状態」が正解に近い

ソフトボードのリーシュ長さは、
- 8ftなら8ft前後
- 9ftなら9ft前後
から考えると、最初はかなり選びやすいです。
ただ、本当に大事なのは数字そのものより、
「海の中で余計な違和感が減るか」
だと思います。
- パドル中に絡まないか
- テイクオフで引っ張られないか
- ワイプアウト時に怖くないか
- 海から上がったあと、変な疲れが残っていないか
そういう感覚の積み重ねが、自分に合うリーシュを見つけるヒントになります。
初心者の頃は、波のことだけで頭がいっぱいになりがちです。
でも、実際には道具の小さなストレスが減るだけで、海で感じる余裕はかなり変わります。
もし最近、
「なんとなくやりづらい」
と感じているなら、リーシュの長さや太さを一度見直してみると、思った以上に快適さが変わるかもしれません。

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