ソフトボード7.6〜9ftのサイズ選び|身長・体重から考える目安の見方

サーフィンを始めるとき、最初にかなり迷いやすいのが「ソフトボードのサイズ選び」です。

特に初心者向けでは、

  • 7.6ft
  • 8ft
  • 9ft

あたりが候補になりやすく、

「自分の身長や体重なら、どれを選べばいいんだろう?」 「浮力は多い方がいいの?」 「長すぎると扱いづらいのでは?」

と悩む人は多いと思います。

ただ、ソフトボード選びは身長・体重だけで決まるものではありません。

同じ身長・体重でも、

  • 運動経験
  • パドルの力
  • 海へ行く頻度
  • 小波中心か、サイズのある日にも入るか
  • 車で運べるか、徒歩や自転車で運ぶか

によって、合うサイズは変わります。

この記事では、ソフトボード7.6〜9ftを選ぶときの考え方を、初心者にも分かりやすく整理していきます。


目次

まずはサイズ表を「答え」ではなく「目安」として見る

まずはサイズ表を「目安」として見る

初心者向けソフトボードでは、一般的に次のようなサイズ感が目安になります。

| 体格・経験の目安 | 検討しやすい長さ | | ——————- | ——— | | 小柄・軽体重 | 7.6ft〜8ft | | 標準体型 | 8ft〜9ft | | 高身長・体重重め | 9ft前後 | | 完全初心者・波を取る回数を増やしたい人 | 8ft〜9ft | | 運搬しやすさも重視したい人 | 7.6ft〜8ft |

ただし、これはあくまで最初の候補を絞るための表です。

例えば同じ170cm・70kgでも、週1で海へ行ける人と、月1回しか行けない人では、必要な浮力の感じ方が変わります。

海に行く頻度が少ない人ほど、最初は浮力がある板のほうが練習しやすいです。

逆に、運動経験があり、パドルにも慣れていて、持ち運びや車載を重視するなら、少し短めを選ぶ考え方もあります。

大切なのは、スペック表だけで決めないことです。

「自分が波を取りやすいか」 「海に行くのが面倒にならないか」

この2つを合わせて考えると、失敗しにくくなります。


7.6ft・8ft・9ftの違い

7.6ft・8ft・9ftの違い

7.6ftは扱いやすさ重視

7.6ft前後のソフトボードは、比較的コンパクトで扱いやすいサイズです。

メリットは、

  • 持ち運びしやすい
  • 車載しやすい
  • 取り回しが軽い
  • 少し動かす感覚を覚えやすい

ことです。

一方で、完全初心者には浮力不足に感じる場合もあります。

特に小波の日が多いエリアでは、波を取る前に疲れてしまうことがあります。

「運びやすいけど、なかなか波に乗れない」

となると、サーフィン自体が楽しくなくなってしまうこともあります。

7.6ftは、体重が軽めの人や、少し運動経験がある人、持ち運びをかなり重視する人に向きやすいサイズです。

8ftは初心者に選ばれやすいバランス型

8ftは、初心者用ソフトボードとしてかなり選びやすい長さです。

理由は、

  • 浮力がある
  • そこそこ運びやすい
  • 波を取りやすい
  • 長すぎて扱えないほどではない

というバランスが良いからです。

「最初の一本で大きく失敗したくない」 「浮力は欲しいけど、9ftは大きすぎる気がする」

という人には、8ftが候補になりやすいです。

特に湘南のように小波の日が多いエリアでは、8ftの浮力はかなり助けになります。

9ftは波を取る力が強い

9ftは、かなり安定感があります。

初心者にとっては、

  • パドルが安定しやすい
  • 波を取りやすい
  • テイクオフがゆっくりできる
  • 小波でも練習しやすい

というメリットがあります。

特に「まずはたくさん波に乗る経験を増やしたい」という人には、9ftの安心感は大きいです。

ただし、デメリットもあります。

  • 車に積みにくい
  • 持ち運びが大変
  • 家で保管場所を取る
  • 人が多いポイントでは取り回しに気を使う

海の中では楽でも、海へ行くまでが大変になることがあります。

結果として、持ち出すのが面倒になってしまうなら本末転倒です。

9ftを選ぶなら、運搬方法と保管場所まで含めて考えるのがおすすめです。


身長・体重だけではサイズを決めきれない理由

身長・体重だけでは決まらない理由

長さだけでなく、幅・厚み・浮力も見る

ソフトボードは、長さだけで乗りやすさが決まるわけではありません。

同じ8ftでも、

  • 幅が広い
  • 厚みがある
  • 浮力が大きい

板は、かなり安定します。

逆に9ftでも細めの板だと、思ったより不安定に感じることがあります。

購入前には、できれば以下も確認しておきたいです。

  • Length:長さ
  • Width:幅
  • Thickness:厚み
  • Volume:浮力・リッター数
  • 対応体重の目安

初心者のうちは、細かいスペックを完全に理解する必要はありません。

ただ、「長ければ全部楽」というわけではないことだけは知っておくと、選び方がかなり変わります。

「短い方が上達する」とは限らない

初心者の頃は、少し短い板のほうがかっこよく見えることがあります。

「短い板のほうが上達しそう」 「長い板に頼ると上手くならないのでは」

と感じる人もいるかもしれません。

でも、最初の段階で一番大事なのは、波に乗る回数を増やすことです。

浮力が足りずに波を取れないと、

  • パドルだけで疲れる
  • テイクオフの練習まで進まない
  • 楽しさを感じにくい
  • 海へ行く気持ちが落ちる

という流れになりやすいです。

最初の一本は、“うまく見える板”より、“たくさん練習できる板”を選んだほうが、結果的に上達しやすいと思います。


表よりも大事なのは「実際に試した感覚」

表よりも大事なのは「試した感覚」

できればレンタルで比較する

可能であれば、購入前にレンタルで試してみるのがおすすめです。

特に、

  • 8ft
  • 9ft

を乗り比べると、かなり違いが分かります。

比較すると、

  • パドルの楽さ
  • 波の取りやすさ
  • テイクオフの安定感
  • 持ち運びの大変さ
  • 海から上がったあとの疲れ方

が見えてきます。

スペック表では分からない「自分にとっての扱いやすさ」が分かるので、購入後の後悔を減らせます。

試した感覚はその日のうちに残しておく

レンタルや試乗をしたら、その日のうちに感想を残しておくと役立ちます。

例えば、

  • 8ftは持ち運びが楽だった
  • 9ftは波を取りやすかった
  • 7.6ftは軽いけど、波に乗るまでが大変だった
  • 9ftは海では楽だけど、家から運ぶのがしんどかった

このくらいで十分です。

あとから購入を考えるとき、意外と自分の感覚を忘れてしまいます。

数字よりも、自分が海でどう感じたかを残しておくと、判断しやすくなります。


初心者におすすめしやすいソフトボード

おすすめソフトボード

最初の一本として選ぶなら、初心者向けとして実績のあるソフトボードを選ぶと安心です。

ここでは、7.6〜9ft前後で検討しやすい定番モデルを紹介します。

Wavestorm 8ft Soft Top Surfboard

初心者用ソフトボードとして定番の8ftモデルです。

浮力があり、安定感もあるため、最初の一本として選びやすいタイプです。

8ft前後で迷っている人には、まず候補に入れやすいボードです。

OCEAN&EARTH EZI-RIDER 8ft

扱いやすさと浮力のバランスが良い初心者向けソフトボードです。

8ftクラスで、パドルの安定感と持ち運びの現実感を両立したい人に向いています。

Softech Roller 8ft

初心者からステップアップ期まで使いやすい定番ソフトボードです。

浮力がありながら、重すぎず扱いやすいモデルとして人気があります。

Catch Surf Odysea Log 8ft

少し価格帯は上がりますが、デザイン性と乗りやすさの両方を重視したい人に人気のモデルです。

初心者だけでなく、ゆるく長く楽しみたい人にも向いています。


まとめ|サイズ表は「入口」、最後は続けやすさで選ぶ

まとめ

ソフトボード7.6〜9ftを選ぶときは、

  • 身長
  • 体重
  • 浮力
  • 運搬方法
  • 保管場所
  • 海へ行く頻度
  • よく入る波のサイズ

をセットで考えると、かなり選びやすくなります。

大まかには、

  • 扱いやすさ重視なら7.6ft〜8ft
  • バランス重視なら8ft
  • 安定感と波の取りやすさ重視なら9ft

という考え方です。

ただし、サイズ表はあくまで入口です。

本当に大事なのは、

「その板なら、また海へ行きたいと思えるか」

だと思います。

波を取りやすいことも大切です。

でも、持ち運びが大変すぎて海へ行く回数が減ってしまうなら、その板は今の自分には合っていないかもしれません。

最初の一本は、理想のサーファー像よりも、今の自分が無理なく続けられるかを基準に選ぶ。

そのほうが、結果的に海へ行く回数が増え、サーフィンも楽しく続きやすくなります。

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この記事を書いた人

湘南エリアの波高・周期・風データをもとに、サーフィン可否を数値で判断する「Surf-OK 波予報」を運営。

日々の予報と実際の海を照らし合わせながら、「見た目では分かりにくい周期の影響」や「初心者が避けるべき条件」を整理して発信している。

感覚論ではなく、判断材料として使える波の読み方を中心に解説。

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