湘南で冬のウェットスーツを選ぶとき、迷いやすいのが「4/3で足りるのか、それとも5/4が必要なのか」という点です。
同じ冬でも、入る時間帯、風の強さ、入水時間、寒さの感じ方によって、ちょうどいい厚みは変わります。
4/3は動きやすさと保温のバランスを取りやすい厚みです。
一方で、5/4はより寒さに強く、朝イチや長時間の入水で安心感があります。
ただし、厚くすれば必ず快適になるわけではありません。
厚みが増えるほど、肩まわりの動きが重くなったり、パドルが疲れやすくなったりすることもあります。
この記事では、湘南の冬サーフィンを前提に、4/3フルと5/4フルの違い、冬用小物の考え方、買う前に確認したい試着ポイント、おすすめ商品を整理していきます。
湘南の冬に効く厚みの考え方

水温だけでなく風を見る
冬の湘南では、水温だけでなく風の影響が大きくなります。
晴れていても、北風や強めの風が吹く日は、海から上がったあとに一気に冷えを感じることがあります。
そのため冬用ウェットスーツは、単純に「何ミリなら大丈夫」と決めるより、
- 何時に入るか
- どれくらいの時間入るか
- 風が強い日にも入るか
- 寒さに強いか
- 海から上がったあとに冷えやすいか
を合わせて考えるほうが現実的です。
特に胸や背中が冷えると、集中力が落ちやすくなります。
寒さで体が固まると、パドルもテイクオフも雑になりやすいです。
冬用ウェットは、ただ寒さを我慢するためではなく、海の中で動き続けるための土台と考えると選びやすくなります。
入水時間で必要な厚みが変わる
30〜60分ほどの短い入水なら、4/3で足りると感じる人もいます。
一方で、早朝に2時間近く入る人や、風が強い日でも入りたい人は、5/4のほうが安心できる場合があります。
ただし、厚くすれば必ず快適になるわけではありません。
厚みが増えるほど、
- 肩まわりが重くなる
- パドルで疲れやすい
- 首や脇が擦れやすい
- 着替えに時間がかかる
こともあります。
自分がどのくらいの時間、どの時間帯に入るのかを先に考えておくと、4/3か5/4かを選びやすくなります。
4/3フルと5/4フルの体感の違い

4/3フルが向きやすい人
4/3フルは、動きやすさと保温のバランスを取りたい人に向きやすい厚みです。
たとえば、
- 冬でも日中中心に入る
- 入水時間は短め
- パドルのしやすさを優先したい
- ブーツやグローブで調整したい
- そこまで寒がりではない
という人は、4/3を候補にしやすいです。
特に初心者はパドル回数が多くなりやすいため、肩まわりの動きやすさはかなり大事です。
「寒さは少し我慢できるけれど、動きにくいのはつらい」
という人には、4/3のほうが合うこともあります。
ただし、朝イチや風が強い日には、4/3だけでは寒く感じることもあります。
その場合は、ブーツやグローブ、フードなどの小物で補う考え方もあります。
5/4フルが向きやすい人
5/4フルは、保温性を優先したい人に向きやすい厚みです。
たとえば、
- 冬の早朝に入りたい
- 長めに海に入りたい
- 風が強い日も入りたい
- 寒さで集中力が落ちやすい
- 冬も継続して練習したい
という人は、5/4を検討する価値があります。
寒さで早く上がってしまうことが多いなら、少し厚めのウェットを選ぶだけで、海にいられる時間が伸びることもあります。
ただし、5/4は暖かい反面、動きが重く感じることがあります。
首元や脇、肩まわりのフィット感が合わないと、水が入りやすくなったり、パドルがつらくなったりします。
購入前に試着できるなら、腕を回したり、しゃがんだりして、実際の動きに近い姿勢で確認したほうが安心です。
フルスーツだけでは足りない日もある

ブーツ・グローブで足先と手先を守る
冬の海では、体の中心は平気でも、足先や手先から冷えてくることがあります。
特に足先が冷えると、波待ち中に集中しにくくなったり、上がったあとに体全体が冷えたように感じたりします。
冬の湘南で継続して入るなら、ウェットスーツの厚みだけでなく、
- ブーツ
- グローブ
- フード
- ポンチョ
- 防寒用の上着
まで含めて考えると、抜けが減ります。
4/3に小物を足すのか、5/4で本体の保温を上げるのかは、自分の冷え方によって変わります。
「体は平気だけど足先だけ冷える」なら、ウェットを厚くするよりブーツを見直したほうが効くこともあります。
フードの有無も体感に関わる
頭や首まわりが冷える人は、フードの有無も大切です。
フード一体型のウェットは保温性を高めやすい一方で、首まわりの好みが分かれることがあります。
別フードなら調整しやすいですが、水の入り方やフィット感は実際に使ってみないと分かりにくい部分もあります。
まずはレンタルや店頭試着で、首まわりの違和感がないか確認すると選びやすくなります。
冬の装備は、厚みだけでなく「どこから冷えるか」を見て整えるのが大切です。
おすすめの冬用ウェットスーツ

動きやすさと保温のバランスならO’Neill Epic 4/3mm
4/3mmで定番感のあるモデルを探すなら、O’Neill Epic 4/3mm フルウェットスーツが候補になります。
レビュー数も多く、4/3mmの厚みを基準にしたい人には比較しやすい商品です。
日中中心、短時間中心、動きやすさも重視したい人に向いています。
保温性を重視するならHeleiWaho 5/4mm セミドライ
冬の保温性を重視するなら、HeleiWahoの5/4mmセミドライスーツも候補になります。
裏起毛やチェストジップなど、冬向け仕様を確認しながら選びたい人に向いています。
早朝や長時間の入水を考えるなら、5/4mmの安心感は大きいです。
価格を抑えて5/4mmを試すならOwntop 5/4mm
価格を抑えて5/4mmクラスを試したい人には、Owntopの5/4mmウェットスーツも候補になります。
高額なブランド品をいきなり買う前に、冬用厚手ウェットの感覚を試したい人には検討しやすい価格帯です。
ただし、サイズ感や耐久性はレビューや商品説明をよく確認して選びましょう。
春秋も兼用したいならFELLOW 3mm+1.5mmセット
真冬専用ではなく、春秋も含めて使いやすいものを探すなら、FELLOWの3mm+1.5mm上下セットも候補になります。
冬の本格装備というより、季節の変わり目や軽めの防寒向けです。
湘南で春秋中心に入りたい人には使いやすい選択肢になります。
買う前に確認したい試着ポイント

首元・肩・背中のすき間
冬用ウェットで大事なのは、厚みだけではありません。
どれだけ厚くても、首や背中から水が入り続けると、かなり寒く感じます。
試着時には、
- 首元にすき間ができないか
- 肩を回して苦しくないか
- 背中が浮きすぎていないか
- しゃがんだときに突っ張らないか
- 脇まわりが擦れそうでないか
を確認してください。
「着られるか」ではなく、「海の中で動き続けられるか」で見ることが大切です。
特に5/4は厚みがあるため、サイズが少し合わないだけでパドルの疲れ方が変わることがあります。
中古を買うときは接着部分を見る
冬用ウェットは新品だと高くなりやすいため、中古を検討する人もいます。
ただし中古の場合は、見た目だけで判断しにくい劣化があります。
特に確認したいのは、
- 接着部分のはがれ
- ネオプレンの硬化
- 首・手首・足首の伸び
- ファスナーまわりの劣化
- 裏起毛のへたり
です。
安く買えても、真冬に水が入ってすぐ買い替えることになれば、結果的に高くつくことがあります。
状態に不安がある場合は、店頭で確認できる中古や、新品を選ぶほうが安心です。
まとめ|4/3か5/4かは「寒さ」と「動きやすさ」のバランスで決める

湘南の冬用ウェットスーツは、4/3と5/4のどちらが絶対に正解というものではありません。
4/3は動きやすさを残しやすく、日中や短時間の入水に向きやすい厚みです。
5/4は保温性を高めやすく、早朝・長時間・風が強い日の安心感につながります。
ただし、厚みだけで決めると失敗しやすいです。
実際には、
- 入る時間帯
- 入水時間
- 風の強さ
- 自分の寒さの感じ方
- ブーツやグローブの有無
- 試着時の動きやすさ
を合わせて考える必要があります。
冬のウェット選びは、我慢するための装備選びではなく、冬でも無理なく続けるための土台づくりです。
自分がどの時間帯に、どれくらいの頻度で入るのかを考えながら選ぶと、4/3か5/4かの判断もしやすくなります。

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