ウェットスーツは、海から上がったあとに真水で流して干すだけでも、かなり状態を保ちやすくなります。
ただ、何度も使っているうちに、
- なんとなく臭いが残る
- 生地が少し硬く感じる
- 着る時に引っかかる
- 首や脇まわりの汚れが気になる
ということがあります。
そんな時に役立つのが、ウェットスーツ専用のシャンプーと柔軟剤です。
一般的な洗濯洗剤で洗いたくなることもありますが、ウェットスーツはネオプレンという特殊な素材でできているため、専用品を使ったほうが安心です。
特に冬用ウェットは高価なので、できるだけ長く快適に使いたいところです。
この記事では、ウェットスーツシャンプーと柔軟剤セットの役割、洗い方、保管前のケア手順、おすすめ商品を整理していきます。
専用シャンプーを使う理由

塩・砂・皮脂を落としやすい
ウェットスーツには、海水の塩分や砂だけでなく、汗や皮脂も残ります。
真水で流すだけでもかなり落ちますが、何度も使っているうちに、少しずつ臭いや汚れが残ることがあります。
特に、
- 首まわり
- 脇
- 背中
- 膝裏
- ファスナーまわり
は汚れが溜まりやすい場所です。
専用シャンプーを使うと、こうした汚れをやさしく落としやすくなります。
毎回しっかり洗う必要はありませんが、臭いが気になってきたタイミングや、しばらく保管する前には、一度きちんと洗っておくと安心です。
一般洗剤より素材に合わせやすい
ウェットスーツは、普通の服とは素材が違います。
家庭用の洗濯洗剤や漂白剤は、洗浄力が強すぎたり、成分が合わなかったりすることがあります。
特に、
- 漂白剤
- 強いアルカリ性洗剤
- 香りの強すぎる洗剤
- 柔軟剤入りの一般洗剤
は、接着部分や伸縮性に影響する可能性があります。
迷った場合は、ウェットスーツ専用品を選び、製品表示どおりに薄めて使うのが安心です。
大事なのは、「強く洗うこと」ではなく、「素材に負担をかけずに汚れを落とすこと」です。
柔軟剤セットの役割

生地のしなやかさを保ちやすい
ウェットスーツは、使っているうちに少しずつ硬さを感じることがあります。
塩分、乾燥、日差し、摩擦などが重なると、着る時に引っかかったり、パドル中に突っ張りを感じたりすることがあります。
ウェットスーツ用の柔軟剤は、生地のしなやかさを保つための補助として使われます。
もちろん、柔軟剤を使ったから新品のように戻るわけではありません。
ただ、保管前やシーズン中のケアとして取り入れると、着用時のストレスを減らしやすくなります。
使いすぎとすすぎ残しに注意する
柔軟剤は便利ですが、多く入れれば良いというものではありません。
残りすぎると、内側がぬるついたり、肌に合わなかったりすることがあります。
製品ごとに、
- 原液のまま使うのか
- 水で薄めるのか
- 何分浸けるのか
- すすぎが必要なのか
が違います。
必ず表示を確認して、入れすぎないように使うのが大切です。
特に肌が敏感な人は、最初は少なめから試すと安心です。
洗い方の手順

ぬるま湯でやさしく押し洗いする
ウェットスーツを洗う時は、熱いお湯を使わないほうが安心です。
高温のお湯は、生地や接着部分に負担がかかることがあります。
基本は、ぬるま湯か水で洗います。
手順としては、
- バケツや浴槽に水またはぬるま湯をためる
- 専用シャンプーを表示どおりに入れる
- ウェットを裏返して浸ける
- 強くこすらず、軽く押し洗いする
- 汚れやすい首・脇・膝裏をやさしく洗う
- 水を替えてしっかりすすぐ
という流れです。
洗濯機で回したり、強く絞ったりするのは避けたほうが無難です。
ウェットは「洗う」というより、「浸けて、押して、流す」くらいの感覚が扱いやすいです。
すすぎは丁寧に行う
シャンプーや柔軟剤が残ると、次に着た時に肌が気になったり、ぬるつきを感じたりすることがあります。
特に内側に残ると、肌に直接触れます。
すすぎは一度で終わらせず、水を替えて二度行うと安心です。
泡が出なくなったか、ぬるつきが残っていないかを確認してから干すようにしましょう。
急いでいる時ほど、すすぎが雑になりがちです。
でも、ここを丁寧にしておくと、次に着る時の不快感がかなり減ります。
おすすめのウェットスーツシャンプー・柔軟剤

香りも重視したいならGELALDO アロマウェット
臭い対策と香りの良さを重視するなら、GELALDOのアロマウェット シャンプー&柔軟剤セットが使いやすいです。
Amazonでもレビュー評価が高く、シャンプーと柔軟剤をセットで揃えたい人に向いています。
香りがあるタイプなので、好みに合えば洗ったあとの気持ちよさも感じやすいと思います。
大容量で使いたいならUN WASH+CONDITIONERセット
家でしっかりケアしたい人には、UNのWASH+CONDITIONER 500mlセットも候補になります。
容量が多めなので、ウェットを複数持っている人や、シーズン中に何度も洗いたい人に向いています。
シャンプーとコンディショナーをまとめて揃えられるので、初めて専用品を使う人にも分かりやすいセットです。
定番感で選ぶならTOOLS Taid & Dowmyセット
サーフィン用品として定番感があるものを選びたいなら、TOOLSのTaid & Dowmyセットも使いやすいです。
250mlセットなので、まず試してみたい人にも向いています。
ウェットスーツ用シャンプーとソフナーを分けて使えるため、洗浄と仕上げをきちんと分けたい人におすすめです。
シャンプー単品ならMcNETTも候補
まずは柔軟剤までは不要で、専用シャンプーだけ試したい人には、McNETTのウェットスーツ&ドライスーツシャンプーも候補になります。
単品で始められるので、「臭い対策だけ先にやりたい」という人に使いやすいです。
洗ったあとの保管

完全に乾いてからしまう
洗ったあとに一番大事なのは、完全に乾かしてから保管することです。
少しでも湿ったまま畳むと、臭いやカビの原因になりやすくなります。
特に乾きにくいのは、
- 脇
- 膝裏
- 股まわり
- 首まわり
- 手首・足首
です。
表面が乾いたように見えても、内側が湿っていることがあります。
しまう前に、乾きにくい部分を手で触って確認すると安心です。
毎回フル洗いしなくてもよい
ウェットスーツは、毎回シャンプーと柔軟剤でフル洗いしなければいけないわけではありません。
毎回しっかり洗いすぎると、それはそれで手間になり、続かなくなります。
普段は、
- 真水で流す
- 裏返して干す
- 完全に乾かす
を基本にして、臭いや硬さが気になった時に専用シャンプーを使うくらいでも十分です。
シーズン終わりや長期保管前には、シャンプーと柔軟剤で一度しっかりケアしてからしまうと安心です。
まとめ

ウェットスーツケアは、長く快適に使うための習慣
ウェットスーツシャンプーと柔軟剤セットは、ただ臭いを消すためだけのものではありません。
塩分や皮脂を落とし、生地のしなやかさを保ち、次に着る時の不快感を減らすためのケア用品です。
特に大事なのは、
- 専用品を使う
- 表示どおりに薄める
- 強くこすらない
- しっかりすすぐ
- 完全に乾かしてからしまう
という基本です。
高いウェットほど、ケアする価値がある
ウェットスーツは決して安い道具ではありません。
だからこそ、買ったあとの扱い方で差が出ます。
毎回完璧に洗う必要はありません。
ただ、臭いや硬さが気になった時、シーズン終わり、しばらく使わない前に、専用シャンプーと柔軟剤で整えておく。
それだけでも、次に袖を通す時の気持ちよさは変わります。
海で気持ちよく使った道具を、次も気持ちよく使える状態に戻す。
その小さな手入れが、サーフィンを長く続けるための大事な習慣になります。

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